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最終更新日時 : Japanese version only |
小帯について
小帯は、頬や唇や舌などの可動粘膜と、歯肉とを継ぐ紐状のヒダ・筋のようなもので、乳幼児で問題となるのは、上唇と上顎前歯部の表側の中央付近の歯肉とを継ぐ上唇小帯、舌と下顎前歯部舌側歯肉とを継ぐ舌小帯の二つです。
上唇小帯については、乳歯や永久歯が生える際に上唇小帯が邪魔になり、前歯の間に隙間が出来るとのことで、昔は生まれた直後に切断することも多かったようですが、ほとんどの子供さんが切断しなくとも年齢と共に小帯の位置が変り、何等の問題も生じないことが大多数です。
また時折転倒などによりこの上唇小帯が切れることがありますが、わざわざ縫合して繋げ治すようなことはせず、傷の経過を診るだけです。
舌小帯については、舌小帯短縮・強縮の場合は、これまた昔は哺乳の邪魔になるとか、構音障害になるとかの理由で、生まれて直ぐの頃に切離していた時代もあるようですが、哺乳とは関係ないとの考えもあり、切離せずに経過を診ることが多いようです。
しかしながら、授乳時にむせるとか哺乳量が少ない場合で、他に何等の事由も見つからず、かつ舌小帯短縮・強縮がある場合に、舌小帯を切離するとむせることが少なくなり、哺乳量が増えたとの報告もあるようです。
4、5歳くらいになっても舌の挙上がほとんど出来ないとか、舌尖を延ばしても上顎の切歯先端まで届かなかったり、下顎の切歯より前に延ばすことが出来ず、構音障害が認められる場合は、切離するなどの簡単な手術を行うこともありますが、非常に稀です。
上唇小帯・舌小帯とも、かかりつけ歯科医院でご相談になることをお勧めいたします。