最終更新日時 : 2006/01/15

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「母と子のお口の健康」

 気になる最近の質問から

Q1. 母乳で育てた児は虫歯になりやすいって本当ですか?

A1. 母乳は大変大切な栄養源で、特に初乳は、免疫増強に役立っております。最近は、ダイオキシン問題から長期授乳は控えるようになりましたが、母乳で育てたから虫歯になるということはありません。唯泣けば母乳を与えると、おとなしくなるという習慣から、幼児期になっても泣けば甘いお菓子を与えるという習慣になっていませんか。

 

Q2. S.ミュータンス(虫歯菌)はいつ口の中に入って来るのですか?

A1. 赤ちゃんは家庭内にあるいろいろなものにさわり、なめて、口の中に入れてみます。この時各種の最近が口の中に入りますが、虫歯菌はスリッパや机の角にはほとんどついておりません。考えられるのは離乳食を与える際のスプーンです。すくった食べ物が熱すぎないだろうか、冷たくはないか、味は大丈夫だろうかと、お母さんの口の中に入れ、確かめてからお子さんに与えていませんか、お母さんの口の中には虫歯菌に限らず、いろいろな細菌がいるのです。こんな時、虫歯菌は赤ちゃんの口の中に入っていくのです。出来れば妊娠・出産以前に虫歯治療をしておきましょう。

 

Q3. うちの子(就学前)は歯を磨かせてくれません。何かいい方法があれば教えて下さい。

A3. 子供はおやのまねをして自分で歯ブラシをくわえて歯磨きをしますが、さて仕上げ磨きをしてやろうとすると走ってにげてしまいます。お母さんは大人の強い力で磨いていませんか。正座かあぐらをかいて膝の間に頭をあお向けに寝かせ、上からよく見えるようにして、歯ぐきに一指し指を当てて、歯ブラシが歯ぐきに当たらないように気を付けて磨いてあげて下さい。歯ぐきに強い力でブラシが当たると、痛くて子供はにげだしてしまうのです。

Q4. 小学生になりました歯磨きの方法って特にありますか?

A4. 歯磨きの方法はいろいろあります。工夫が必要ですが、ブラシの毛先きが歯面をまんべんなく上手にこすっているかどうかです。かかりつけの歯科医院で実地に習って下さい。いくら文章で説明しても、体感してもらった方がよくわかります。

(小学生に限らず、中学生、高校生、大人も同じ)

近年フッ素や各種の薬剤入り歯磨き剤が市販されています。この薬効を考えるなら、次のようにして下さい。a.歯ブラシにフッ素入り歯磨き剤を5oつけ、b.2分間注意深く歯を磨きます。c.口の中の泡をそのままに、5mlの水を口に入れ、グチュグチュうがいをします。d.口の中のものをはき出したあとは、2時間位うがいをしない、飲料水を飲まない、何も食べない。これはスウェーデンの大学教授(ビルケット)が日本講演の際示した方法です。北欧では虫歯がすごく減りました。

Q5. 以前歯医者さんに歯磨きが上手に出来ていると言われ、虫歯もなく自信を持っていましたが、高校の歯科健診で1本虫歯がみつかり、歯医者さんに行きました。先生に11本あるよと言われてビックリしています。虫歯はどうして出来るの?

A5. 虫歯は感染症でありながら、生活習慣病でもあるやっかいな病気です。砂糖を日常的に摂取していると、どんどんプラークをつくって虫歯菌が増殖し、酸を沢山つくるので、歯が溶けて虫歯になりますが、虫歯のない人(家族)は、生活習慣として、リンゴ、たまねぎ、大根など自然の甘味は取っても、砂糖摂取量が少ないという統計がでています。質問の方の虫歯は歯間部にあたりました。よく聞いてみますと、クラブ活動で汗をかいたあとの帰宅途中、自販機で清涼飲料水(コーラ・ジュース等)を毎日買って飲むのが楽しみでした。これが原因でしょう。それ以外には考えられませんでした。

「母と子のお口の健康」(スライド講話)相談を津山歯科医療センターで偶数月第3日曜午前9時30分より約1時間行っておりますのでお気軽にお越し下さい。

(TEL:22-4021予約・無料・託児出来ません)