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最終更新日時 : Japanese version only |
最近増えている顎関節症について
顎をうごかすとガクガクする、顎がだるい、口が開けづらい等の症状に心あたりはないでしょうか。現代人の10人中7〜8人は顎関節になんらかの違和感を一度は感じたことがあるようです。原因には次のようなことが考えられます。
・虫歯や歯を抜いたあとそのまま放置したり、歯にかぶせた金属や樹脂がはずれたり壊れたりして噛み合わせが悪くなり、咬合異常を引き起こすことによって症状が現れます。歯並びの悪い場合も同様に注意が必要です。
・口を大きく開けすぎる等の過剰運動やくいしばり、歯軋り等の異常習癖なども大きく関係しています。
・精神的、心因的なストレスなども関与します。噛むための筋肉が緊張し顎関節の負担が増してきます。
症状としては顎を動かしたときの顎関節部の疼痛(開口時、咬合時等)、口が開かないなどの開口障害、
開口時の下顎の偏位(まっすぐに開かない)等のほか、 咀嚼筋(顎の開け閉めに使う筋)の筋痛や圧痛がみられる場合があります。
顎関節症の治療はまず問診、触診等の診査の後、レントゲン撮影と診断模型のための歯形を採取します。そしてそれらを総合的に分析し、原因を予想し治療の方針を決定します。後は経過を観察しながらその原因に対処した治療法を行っていきます。つまりむし歯や欠損歯の治療、スプリント(マウスピース)療法、薬物療法などです。
これらの治療法で数ヶ月以上症状の変化が無かったり、予後が不良の場合には大学病院等の専門医の紹介も検討します。顎関節症の治療は1、2ヶ月では治らない場合の方が多いです。ひどい場合は症状の軽減のみでこの病気と一生つきあっていかなければならない場合もあります。が、膝や肩など関節の病気はやはり同じ傾向にあります。気長に取り組みましょう