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最終更新日時 : Japanese version only |
自分流にアレンジしてみては?
歯周病は、歯周組織に細菌が付着・増殖して進んでいく病気です。進んでしまうともう元にはもどりません。予防するには歯磨きが重要となります。細菌の増殖を止めるためには、細菌に餌を与えないことです。一般的に食べた物が歯にくっつき、細菌の増殖の基盤になるプラーク(歯垢)となるには、二十四時間程度かかるといわれています。というのは、一日三回磨けと言いますが、少なくとも一日一度、しっかり磨きあげれば良いということです。忙しい時は簡単に済ませ、ゆっくり時間のとれる時にがんばって磨けばよいのです。ちなみに私の場合は、朝はゆっくり寝たいし昼は何かと忙しいので、夜の歯ブラシを丁寧にやっています。場所は自分を窮地の追い込むところ−たとえば寒い冬の洗面所とか−では決してやりません。リビングのイスに座ってゆったりやります。たまにはお馬鹿な番組を見て大笑いしながら、ときにはニュースを真剣に見ながらやっています。湯舟につかりながらというのも良いでしょう−。みっともないかもしれませんが、一生やっていかねばならないことなので自分が快適にゆっくりと時間がとれるところで、何かと一緒にやることにしています。あとは歯ブラシに磨き粉をつけすぎないこと−口の中が泡だらけになって早くやめてしまいたい気になるので少しだけつけてやります。気になる方は、最初はつけずしっかり磨いたあとに、仕上げに目一杯つけて満足感(?)を満たすというのはどうでしょう。
問題は、磨き方です。どなたも一生懸命やっていることとは思いますが、歯科医師でさえ歯石がたまったり、虫歯にもなったりします。慣れてくると大部分の人は、知らず知らずに磨き残しが多くなっていきます。一般的に歯ブラシでの清掃率は80〜90%が目標とされています。逆をいうと少なくとも10%程度は、磨き残しができるということです。
この数値を如何にして限りなく0に近くするかがポイントになります。人にはそれぞれに個性があるように、歯の形態や並びも千差万別いろいろあります。各々に適した歯ブラシの固さや形態、磨く方法等がありますので、たかが歯ブラシと思わず、気軽に歯科の先生やスタッフに尋ねてみてください。かならずしや、先生や衛生士の眼がキラリンと光って、ここぞとばかり懇切丁寧に何度でも説明してくれることと思います。患者さんと歯科医院が協力しあうことが、磨き残し限りなく0が達成しうる早道なのです。
虫歯や歯周病が気になる人もそうでない人も、一度歯科医院を訪れ、正しい磨き方を修得し、自己流に楽しみをアレンジしてみてはいかがですか?将来にわたって健康とおいしい食生活と輝きのある笑顔が楽しめるにちがいありません。物やお金などはためることができますが、時間はそういうわけにはいきません。毎日のちょっとした磨き時間を将来の自分のためにも投資してみませんか?