最終更新日時 : 2006/01/15

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「8020」やってますか

 

 長寿社会を迎えた今日、健康で快適な生活を送るためには、何でも美味しく食べられることが大切です。そのために健康な歯と歯ぐきは欠かせないものです。「8020」という語呂を合わせた造語も、最近では多くの方々に知っていただき、かなり市民権を得てきた観があります。80歳になっても、自分の歯を20本以上保つことを目標に、生涯を通じたお口の健康づくりを推進することが必要です。自分の歯で食べる楽しみを味わうことや、自分の歯で噛むことによって健康を維持することにより、QOL(生活の質)の確保・向上を計り、豊かな生活を送ろうということが「8020」運動の目標です。私たちの歯は永久歯が28本、親知らずを含めると32本になります。そのうち20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を不自由なく食べられると言われています。様々な調査から日常生活において、年齢に関係なくいろいろな食べ物を食べられるのは口の中に歯が20本以上残っている場合であるということが判りました。「8020」運動の発足当初の平成4年頃80歳の方の本数は平均で5本でしたが、関係者の熱意と努力により最近の報告によりば7本に改善されています。また現在20本以上の歯を持つ人の割合は、70歳前半で32%。60歳前半では、65%。50歳代前半では84%です。今後「8020」運動を実践していくことにより、現在60歳前半では半数が、50歳代前半では4人に3人近くが「8020」を達成することも夢ではないよう思われます。

 自分の歯が20本以上ある人と、19本以下の人では、食事の内容や咀嚼機能の満足度に大きな差があることが判っています。また統計的に、自分の歯を多く持っている人ほど健康な人の割合が多く、痴呆が少ないことも明らかになっています。さらに噛むことによって、唾液の分泌が多くなります。唾液にはパロチンという老化を抑制するホルモンが含まれています。また噛むことによって脳の満腹中枢が刺激されて肥満が防止され、生活習慣病の予防にも役立ちます。

 「8020」運動を達成するためには、@栄養的にバランスの取れた食事をとり、甘いものをひかれる。A正しい歯磨きの習慣を付ける。Bフッ素を利用して歯の質を強くする。C定期的に歯の検診を受ける。といったことをお勧めします。

 津山歯科医師会では、昨年「8020」達成者を募集いたしましたところ、100名あまりの応募がありました。この方々にアンケート調査を行った結果、約80%の方が健康に生活をされており、一人で外出や、日常の買い物ができ、約90%の方が食べることや、会話することに不便を感じていらっしゃいませんでした。そしてほとんどの方が、かかりつけの歯医者さんがあり、不具合があれば直ぐ受診されているよういです。

 『「8020」が支える健康寿命』をスローガンに、皆様方の充実した人生のお役に立てるよう津山歯科医師会ならびに歯科医師会会員は精進しております。